プルリアルデンシファイとリジュランの違いは？【プルリアル2cc 36,000円～】
「プルリアルデンシファイとリジュラン、結局どっちがいいの？」
「最近よく聞く“肌育注射”って、何がどう違うの？」
「自分の肌悩みには、どれを選べば正解なの？」
このような疑問を持たれている方は、とても多いのではないでしょうか。
近年、肌そのものの再生力を高める“肌育治療”が注目され、
プルリアルデンシファイやリジュランといった注入治療を目にする機会も増えています。
一方で、
「名前は聞いたことがあるけれど違いがよく分からない」
「自分にはどちらが合っているのか判断できない」
と迷われている方も少なくありません。
この記事では、形成外科医の立場から
プルリアルデンシファイとリジュランの特徴・違い・向いている方を分かりやすく解説します。
この記事を読んでいただくことで、
✔ それぞれの治療の違い
✔ どんな肌悩みに向いているのか
✔ 自分に合う選択肢
が整理できるはずです。
プルリアルデンシファイとは？
プルリアルデンシファイは、近年注目されている肌育（スキンブースター）治療の一つです。
単にボリュームを出す注入治療ではなく、肌そのものの再生力を高め、肌質を底上げすることを目的としています。
製剤の正式名称・分類
プルリアルデンシファイの主成分は、
リジュランと同じポリヌクレオチド（PN）です。
これに加えて、
・マンニトール
・非架橋ヒアルロン酸
が配合されている点が、プルリアルデンシファイの大きな特徴です。
構成成分を見ると、プルリアルデンシファイは
「リジュランをベースに、より効果の持続性と肌質改善効果を高めた製剤」
と位置づけることができます。
どんな治療か（肌育／自己再生系）
プルリアルデンシファイは、
肌の再生を促すポリヌクレオチドに、
炎症を抑えるマンニトール、
保水力を高める非架橋ヒアルロン酸
を組み合わせた肌育・自己再生系注入治療です。
肌内部の環境を整えながら、
・肌の修復
・炎症の抑制
・水分量の増加
を同時に行うことで、
より安定した、持続的な肌質改善を目指します。
期待できる効果
- 小じわの改善
- 肌のハリ・弾力アップ
- キメの改善
- 透明感の向上
- 肌の赤み・炎症の軽減
- 乾燥しにくい肌質への変化
特に、
「なんとなく肌が疲れて見える」
「赤みやゆらぎが出やすい」
といった方には、相性の良い治療といえます。
マンニトール配合によるメリット
プルリアルデンシファイに含まれるマンニトールは、
炎症を抑える作用を持つ成分です。
これにより、
・注入後の赤みや炎症を抑えやすい
・ダウンタイムが比較的軽い
・肌がゆらぎやすい方でも取り入れやすい
といったメリットが期待できます。
また、マンニトールには
ヒアルロン酸の分解を抑制する作用もあり、
リジュランと比較して効果が長期的に持続しやすいと考えられています。
非架橋ヒアルロン酸配合によるメリット
プルリアルデンシファイには、非架橋ヒアルロン酸が配合されています。
これにより、
・肌の水分量アップ
・みずみずしさの向上
・ふっくらとした質感
といった効果が期待できます。
ボリュームを作る治療ではありませんが、
「肌が内側から潤っている印象」を出しやすい点は、
リジュランとの大きな違いの一つです。
他の肌育注射との位置づけ
プルリアルデンシファイは、
リジュランと同じPNを主成分としながら、
炎症抑制・持続性・保水力を強化した設計の製剤です。
「リジュランに興味はあるが、
より長期的な効果や、肌のうるおい感も重視したい」
という方にとって、有力な選択肢となります。
リジュランとは？
リジュランは、肌再生注射として広く知られている治療です。
主成分であるポリヌクレオチド（PN）により、
皮膚の修復・再生を促すことを目的としています。
リジュランの成分（PN）
リジュランの主成分であるポリヌクレオチド（PN）は、
皮膚の自己修復機能を高める作用があるとされています。
作用機序（皮膚再生・修復）
リジュランは、
・肌の修復
・小じわの改善
・肌質の改善
を目的とした、「修復重視型」の肌育治療です。
リジュランが得意な悩み
- 目元・口元の小じわ
- 肌のハリ低下
- ニキビ跡などの肌ダメージ
痛み・ダウンタイムの特徴
リジュランは製剤の特性上、
注入時の痛みを感じやすい治療として知られています。
また、注入直後に一時的な膨疹や赤みが出ることがあります。
そのため、
痛みやダウンタイムを考慮しながら、
製剤選択や注入方法を検討することが重要です。
プルリアルデンシファイとリジュランの違い【比較表】
プルリアルデンシファイとリジュランは、
どちらもポリヌクレオチド（PN）を主成分とした肌育注射であり、
「肌を育てる」「皮膚の再生力を高める」という方向性は共通しています。
一方で、配合成分や設計思想には違いがあり、
効果の出方・持続性・痛み・向いている方に差が出てきます。
以下に、両者の違いを分かりやすくまとめました。
| 比較項目 | プルリアルデンシファイ | リジュラン |
|---|---|---|
| 主成分 | ポリヌクレオチド（PN）＋マンニトール＋非架橋ヒアルロン酸 | ポリヌクレオチド（PN） |
| 主な効果 | 肌再生＋保湿力アップ＋赤み・炎症の軽減 ＋効果の長期持続 |
肌再生・修復、小じわ改善 |
| 痛み | 比較的軽い（マンニトールの作用により緩和されやすい） | やや強めに感じやすい |
| ダウンタイム | 赤み・腫れが出にくく比較的軽い | 膨疹や赤みが出ることがある |
| 向いている人 | 効果の質・持続性を重視したい方 肌のゆらぎや赤みが気になる方 |
まずは基本的な肌育治療を試したい方 |
| おすすめ部位 | 顔全体、目元、頬、首など | 目元、口元など部分的なケア |
このように、
プルリアルデンシファイは
リジュランの特性を活かしながら、保湿力・炎症抑制・持続性を強化した製剤
といえます。
どちらがおすすめ？悩み別の選び方
「違いは分かったけれど、結局自分にはどちらが合うの？」
という方のために、悩み別の選び方を整理します。
プルリアルデンシファイがおすすめな方
- 肌のハリ・弾力を全体的に底上げしたい
- 注入治療の痛みをできるだけ抑えたい
（マンニトールの作用により、痛みが緩和されると言われています） - 効果をできるだけ長く維持したい
- 製剤の質にこだわり、ワンランク上の肌育治療を受けたい
- 乾燥しやすい、赤みや炎症が出やすい肌質
- 自然に「肌がきれいになった」と感じる変化を求めたい
肌再生だけでなく、
保湿力アップ・赤みケア・安定感まで求める方には、
プルリアルデンシファイが適しています。
リジュランがおすすめな方
- ニキビ跡や小じわなど、肌の修復を目的とした治療を受けたい
- 肌育注射をまずは試してみたい
- 比較的オーソドックスで、実績のある治療を選びたい
- 費用を抑えながら、基本的な肌育効果を得たい
「肌育治療の入口」として選ばれることも多く、
特定の部位を中心にケアしたい場合にも適しています。
併用はできる？相乗効果について
プルリアルデンシファイとリジュランは、
主成分が同じポリヌクレオチド（PN）であるため、
基本的には両者を併用することはあまりありません。
同系統の治療を重ねるよりも、
作用の異なる治療を組み合わせる方が、肌全体の仕上がりが良くなることが多いためです。
肌育治療としてよく選ばれる組み合わせ
肌育という観点では、
・プロファイロ
・ジャルプロ
など、異なるアプローチの製剤との組み合わせが人気です。
他施術との同時施術について
プルリアルデンシファイ・リジュランはいずれも、
ボトックスやヒアルロン酸注入との同日施術が可能です。
また、
・IPL
・各種レーザー治療
などの光・レーザー治療とも、
同日に併用できるケースが多いのが特徴です。
肌の状態や目的に応じて治療を組み合わせることで、
単独施術よりも高い満足度が得られる場合があります。
※ 実際の適応や施術計画は、診察時に肌状態を確認したうえで判断します。
施術の流れ・回数・頻度
プルリアルデンシファイは、比較的短時間で受けていただける注入治療です。
施術の流れや回数の目安を、あらかじめ知っておくことで不安なく受けていただけます。
施術当日は、注入部位に麻酔クリームを約30分塗布し、痛みを軽減した状態で行います。
麻酔が十分に効いたことを確認したうえで、注入自体は15分程度で終了します。
全体として、クリニックでの滞在時間は1時間前後が目安です。
プルリアルデンシファイは、1回でも肌の変化を感じる方はいますが、
月に1回のペースで3〜5回程度継続することで、
より安定した肌質改善が期待できます。
効果の実感については、注入直後よりも、
注入後およそ1週間前後から
「肌のハリが出てきた」「キメが整ってきた」と感じる方が多い印象です。
持続期間に関しては、
3〜5回程度繰り返した場合、数か月から半年程度効果が持続するケースが多く、
これはリジュランと比較した際のメリットの一つといえます。
リジュランでは、効果の持続が1か月前後と感じられる方も少なくないため、
より長期的な変化を求める方には、プルリアルデンシファイが向いています。
プルリアルデンシファイの
ダウンタイム・副作用・注意点
注入治療である以上、ダウンタイムや副作用がまったくゼロというわけではありません。
ただし、事前に知っておくことで過度な不安を避けることができます。
施術後にみられる可能性がある症状としては、
- 注入部位の赤み
- 軽度の腫れ
- 内出血
などがあります。
これらはおおむね1週間程度で徐々に落ち着いていくことがほとんどです。
施術後の過ごし方としては、
注入部位を温めないことが重要です。
当日は長時間の入浴やサウナは避けてください。
メイクについては、基本的に翌日から可能としています。
また、運動・入浴・飲酒は内出血を悪化させる可能性があるため、
注入後数日間は控えていただくことをおすすめしています。
これらの注意点を守っていただければ、
日常生活に大きな支障が出るケースは多くありません。
【新規導入キャンペーン】プルリアルデンシファイ料金
現在、渋谷あおぞらクリニックでは
プルリアルデンシファイ新規導入キャンペーンを実施しています。
2cc（1本）
- 1回 税込55,000円
- 3回 税込140,000円
- 5回 税込198,000円
4cc（2本）
- 1回 税込99,000円
- 3回 税込260,000円
- 5回 税込360,000円
プルリアルデンシファイは、1回きりの治療というよりも、
継続することで真価を発揮する肌育治療です。
渋谷あおぞらクリニックでは、
質の高い美容皮膚科治療を長期的に楽しんでいただくことを大切にしています。
そのため、継続しやすい価格設定に抑えています。
一度きりの関係ではなく、
長く患者様と向き合い、信頼関係を築いていきたい
その想いからの料金設定です。
よくある質問（FAQ）【SEO強化】
Q. 痛みは強いですか？
完全に無痛というわけではありませんが、施術前に麻酔クリームをしっかり使用するため、
多くの方が「我慢できる範囲」と感じられています。
また、プルリアルデンシファイにはマンニトールが配合されており、
この成分の影響もあって、
リジュランよりも痛みが軽いと感じる方が多いのも特徴です。
痛みに不安がある方は、診察時に遠慮なくご相談ください。
Q. 何回くらいで効果が出ますか？
プルリアルデンシファイは、1回でも肌の変化を感じる方はいます。
ただし、肌育治療は「積み重ね」が重要なため、
まずは
月に1回のペースで3回程度
繰り返してみることをおすすめしています。
3回程度行うことで、
肌のハリやキメ、安定感といった変化を実感しやすくなります。
Q. 他の注入治療との違いは何ですか？
プルリアルデンシファイは、
ヒアルロン酸のように形を作る治療ではなく、
ボトックスのように動きを止める治療でもありません。
肌の内部環境を整え、
肌そのものの再生力を高めていく「肌育治療」
である点が大きな違いです。
そのため、
「自然に肌をきれいにしたい」
「周囲に気づかれない変化がほしい」
という方に向いています。
Q. リジュランと同日に施術できますか？
プルリアルデンシファイとリジュランは、
主成分が同じポリヌクレオチド（PN）であるため、
基本的には同日に併用することはあまりありません。
同系統の治療を重ねるよりも、
異なる作用を持つ治療を組み合わせた方が、全体としての満足度が高くなる
ケースが多いためです。
どの治療を組み合わせるべきかは、
肌状態や目的に応じて診察時に判断します。
渋谷あおぞらクリニックのこだわり
渋谷あおぞらクリニックでは、
プルリアルデンシファイを含む注入治療において、
「誰にでも同じ治療をする」ことはありません。
すべての患者様に対して、
医師が診察を行い、注入も医師が担当します。
肌状態やお悩みを丁寧に確認したうえで、
本当に必要な治療だけをご提案します。
また、
効果が見込めない治療や、
今の肌状態に不要と判断した施術については、
無理におすすめすることはありません。
女性医師・形成外科医として、
見た目の変化だけでなく、
自然さ・安全性・長期的な肌の健康を重視した治療を心がけています。
まとめ｜プルリアルデンシファイとリジュランで迷っている方へ
プルリアルデンシファイとリジュランは、
どちらも優れた肌育治療ですが、
配合成分・持続性・痛み・得られる質感には違いがあります。
・より長期的な効果や保湿力、赤みケアまで重視したい方には
プルリアルデンシファイ
・まずは基本的な肌育治療を試してみたい方には
リジュラン
という考え方が一つの目安になります。
とはいえ、
最適な治療は肌状態やお悩みによって異なります。
迷われた場合は、ぜひ診察でご相談ください。
現在、
プルリアルデンシファイは新規導入キャンペーン中です。
この機会に、肌育治療を始めてみたい方は、
お気軽にご相談いただければと思います。
