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副皮切除の症例写真〜失敗しないために〜痛みやダウンタイムも説明します

デリケートゾーンのケア  / 婦人科形成  / 小陰唇縮小術

みなさんは"副皮"というものをご存じですか?

「小陰唇縮小術について調べていたら出てきた」「小陰唇と一緒に切除することを勧められた」

そんな方も多いかと思いますが、ご自分で観察してもよくわからないことが多いのがこの「副皮」。

今回の記事ではそんな副皮切除(副皮除去)についてお話ししていきます。

  副皮切除ってどんな手術?

副皮切除とは、デリケートゾーン、つまり女性の外性器の一部にある「副皮」と呼ばれる余分な皮膚を取り除く手術のことです。

この副皮が大きすぎると、見た目の問題や衛生上の問題(汚れが溜まりやすい、不快な臭いの原因になるなど)を引き起こすことがあります。

そういった問題を解決するため、または美容的な理由で、この余分な皮膚を取り除くことを選択する女性がいます。手術は比較的短時間で終わり、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなったり、見た目が改善されることで自信を取り戻せることが期待できます。

 

 副皮ってどこ?ない人もいる?

副皮は、大陰唇と小陰唇の間、特にクリトリスの周囲にある皮膚のことを指します。
下図で「包皮」と「小陰唇」の間にヒダのように副皮が存在する場合が多いです。

この部分は人によって大きさや形が異なり、中には副皮がほとんどない、あるいは片方にしかない人もいます。副皮自体には特に重要な機能はなく、その存在感は個人差が大きい部分です。しかし、副皮が大きいとデリケートゾーンの清潔を保ちにくくなったり、外見上のコンプレックスの原因となることがあります。

ご自分で写真を撮ったり鏡を当ててみたりしてもわからないというかたも多いと思いますので、副皮の有無についてはぜひカウンセリングの時に質問してください。渋谷あおぞらクリニックでは女性器の診察経験豊富な女性医師が確認し、説明いたします。

 

副皮切除がおすすめの人

副皮切除は、主に次のような悩みを持つ人におすすめされます。

    • 外見の改善を求める人:副皮が大きいことでびらびらが大きく目立つなど、外性器の形状に不満を感じている人
    • 衛生状態の向上を望む人:副皮が原因で溝に垢や汚れがたまるなどデリケートゾーンの清潔が保ちにくく、臭いや炎症が気になる人
    • 不快感の軽減を求める人:副皮が大きく下着に擦れてしまう・痒みが出やすい・運動や性行為時に巻き込まれるなど不快感を感じる人

 

小陰唇縮小術と一緒に受けるべき?

副皮切除は様々な目的でお受けいただきますが、最も多いのは「小陰唇縮小術を受ける際に同時に受ける」というケースです。

小陰唇が大きくて不快感や見た目の問題がある場合、かつ副皮も大きいような場合には、両方の手術を同時に行うことで、より満足のいく結果が得られることが多いです。また、小陰唇縮小術と副皮切除術を分けずに同時に手術を受けることでダウンタイムを1回にまとめることができ、回復期間の短縮が期待できます。

一方、副皮はもともと無い・片側しかない・あってもとても小さいという方もいらっしゃいます。

見慣れていないとどこが副皮なのかわからないということも多いため、カウンセリングの際には医師に写真を撮ってもらうなどしてご自身の副皮の位置と大きさ、手術適応などをしっかり理解することが大切です。

 

副皮除去術の流れ

副皮切除手術は、デリケートゾーンをより快適に、または見た目を改善するための手順です。渋谷あおぞらクリニックでは、この手術は通常、以下の流れで行われます。 

  1. カウンセリング
    まず、医師とのカウンセリングを受けていただきます。渋谷あおぞらクリニックでは、まず医師から患者様にお悩みや理想などを丁寧にうかがいます。その後実際に陰部を診察し、お写真を撮ってお見せしながら副皮切除や小陰唇縮小術どのようにおこなっていくかをご説明します。手術の目的や期待される結果、潜在的なリスクについてもカウンセリングで医師が丁寧に説明します。

  2. 手術前の準備
    手術日が決定したら、手術前に特定の指示飲食禁止時間などを説明します。なお、渋谷あおぞらクリニックでは婦人科形成のカウンセリングの日にそのまま手術を受けてくださるかたも多いです。ご希望の場合にはご予約の際に当日婦人科形成手術希望と備考欄に記載ください。

  3. デザイン
    副皮切除や小陰唇縮小術のデザインをおこないます。患者様のご希望があればこの際に鏡などを用いて確認いただいております。

  4. 麻酔
    渋谷あおぞらクリニックでは、副皮除去や小陰唇縮小術を静脈麻酔下でおこなっています。
    これには2つ理由があり、1つは患者様の痛みを除去すること。もう1つは安全な状態で手術をおこなうことです。静脈麻酔を用いることで患者様は意識がなくなり寝た状態で副皮切除の手術を受けていただくことが可能となり、痛みを感じずにお過ごしいただけます。
    また、恐怖心がなくなることで力が入って動いてしまうことを防げるため、手術部位の安全を保った状態で婦人科形成の手術をすることが可能となります。
    静脈麻酔がしっかり効いたことを確認してから、局所麻酔を使って副皮切除の手術を開始します。

  5. 手術
    副皮を丁寧に切除し、必要に応じて縫合します。 手術時間は通常、 30分以内に終了します。

  6. 回復
    渋谷あおぞらクリニックでは、婦人科形成の手術後30分間院内で圧迫をしながら待機していただいています。この理由は麻酔からしっかり目覚めていただくことに加え、副皮除去の創部からの異常な出血がないか、状態が安定しているかを確認してからご帰宅いただくためです。

 

副皮除去は痛い?

副皮切除の手術自体は静脈麻酔・局所麻酔を使用するため、痛みを感じることは基本的にはありません。

手術後は軽度の不快感や腫れが生じる可能性がありますが、これは通常、数日から1週間で軽減します。 痛みの程度は患者様によって異なりますが、一般的にはお出しする痛み止めの飲み薬で辛い痛みは抑えることが可能です。

ただし、翌日から仕事をしっかりしたいとか、少しでも痛みを感じることを避けたいという方にはエクスパレルという麻酔のご用意があります。これは手術の最後に医師が副皮の創部に注入するものですが、注入後72時間痛みを抑えてくれるという大変便利な新しいタイプの麻酔薬です。これを使うことによって、より痛みを感じず快適に術後の時間を過ごしていただけます。

 

副皮除去のダウンタイム

様々な美容整形、婦人科形成の手術と同様副皮切除術にもダウンタイムがあります。回復期間には個人差がありますが、多くの場合、注意してすごすべき期間は術後1週間程度です。この期間中は、以下の点に注意してください

  • 血行を促進する行動を控える
    激しい運動や熱いお風呂、飲酒は避け、婦人科形成の患部に無理な負担をかけないようにしましょう。

  • 清潔な状態の維持
    手術部位は清潔に保つ必要があります。ゴシゴシとこすらずに泡の石鹸で優しく洗うようにしてください。

  • 運動制限
    軽い運動は手術後1週間ぐらい経てば可能です。一方、注意すべきは自転車やバイクなど陰部が擦れるような運動です。圧迫そのものには問題ないですが、擦れることで傷の治りが悪くなってしまう可能性があるので、自転車やバイクは後1ヵ月程度控える事が大切です。

※ダウンタイム中は、体が正常に回復するために十分な休息を取り、医師のフォローアップの指示に従ってください。これにより、最終的な結果に向けてスムーズに進むことができます。

 

副皮膚切除の失敗〜リスクと合併症〜

副皮切除手術には多くのメリットがありますが、どんな手術にもリスクや合併症の可能性があります。

一般的なリスクには、感染、出血、痛みがあります。また、手術後には腫れや赤みが生じることがありますが、これらは通常、数日から数週間で自然に解消します。

稀に、手術の結果に満足できない場合や、期待と異なる見た目になる場合もあります。これらのリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師を選び、事前のカウンセリングで十分に情報を得ておくことが重要です。

 

副皮切除の症例写真

※ここでは小陰唇縮小術と副皮切除術を同時におこなった方の症例写真を提示いたします。

40代女性のかたの症例です。術前は小陰唇・副皮ともにボリュームがあり黒ずみも目立つ状態でしたが、小陰唇縮小術と副皮除去術によりすっきりと改善しました。

術前に悩まれていた陰部のこすれによる痒みも解消されました。

※ワンデイ小陰唇縮小術:モニターの場合税込250,800円
 ワンデイ副皮切除術:モニターの場合税込184,800円 
 施術に伴うリスクについては本記事上記項目をご覧ください。

副皮切除の費用〜保険適用になるの?〜

副皮切除や小陰唇縮小術は保険適用となりません。自費診療のため、副皮切除の費用はクリニックによって異なりますが、一般的には20〜40万円程度が相場です。

手術の費用には、手術自体の料金の他に、麻酔料、診察料、アフターケアの費用などが含まれる場合があります。クリニックによって腹皮切除の価格設定が異なるため、安心でき、かつ適正価格で婦人科形成を提供しているクリニックを選ぶことが大切です。

 

副皮切除に関するよくある質問

ここからは、カウセリングや公式LINEなどでよくいただく質問についていくつかピックアップしてまとめていきます。

Q1. 副皮の腫れやできものは見てもらえますか?

はい。渋谷あおぞらクリニックでは副皮の腫れやできものも診察いたします。状態によっては保険診療も可能です。
副皮や小陰唇上にあるイボやほくろの除去も基本的には可能です。

Q2. 生理中でも副皮切除はできる?

渋谷あおぞらクリニックでは生理中でも副皮除去や小陰唇縮小術の手術が可能です。一方、膣への注入治療やインティマレーザーは生理中にはお受けいただけませんので注意してください。

他院で断られてしまったという場合でもご相談くださいね。

カウンセリング

失敗しない副皮除去なら渋谷あおぞらクリニック

もしあなたが小陰唇や副皮の形や色味・大きさについて悩んでいるなら、それは一人で抱え込む問題ではありません。渋谷あおぞらクリニックでは、お一人ひとりの患者様のデリケートゾーンの悩みに寄り添い、最適な施術内容を提案しています。

不安や疑問がある場合は、お気軽にLINEからご相談ください。プライバシーを尊重し、心からのサポートを提供することをお約束します。 どんな小さな悩みでも、専門知識を持った医師が親身になって対応いたしますので、一人で悩まずにご相談ください。 みなさまのご来院を心よりお待ちしています。

ここまで読んでくださりありがとうございます。渋谷あおぞらクリニックでは、みなさんお一人ひとりにご満足いただけるようなの施術内容をご提案しています。

これまで他で受けて失敗されてしまったというかたや、受けてみたいけど怖くてためらっていたというかたもぜひご相談くださいね。ご予約はwebから、お問い合わせは公式LINEからお願いいたします。

医師スタッフ一同、みなさんのご来院を楽しみにお待ちしております。

 

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