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股の付け根が痒い・・それって病気?治し方はあるの?専門医師が説明します

デリケートゾーンのケア  / 婦人科形成  / 小陰唇縮小術

なんだか最近、股の付け根がムズムズしてかゆい…
そんな違和感を覚えた経験はありませんか?

汗ばむ季節や生理中など、デリケートゾーンのかゆみは決して珍しいものではありません。
特に、「座っているとき」「自転車に乗ったとき」「生理用品をつけているとき」などに強く感じるかゆみやヒリつきは、多くの女性が一度は経験しています。

しかし、「よくあることだから」と軽く考えてしまうと、慢性的なかゆみや炎症、さらには黒ずみや見た目の変化につながることもあります。


実はこうした症状の原因の一つとして、小陰唇の肥大(大きさや形の左右差)など、デリケートゾーンの“構造”そのものが影響しているケースが少なくないのです。

よくある原因

股のかゆみと聞くと、多くの人はまず「下着の擦れ」や「ムレ」「ナプキンかぶれ」などを思い浮かべるかもしれません。

確かにこれらはよくある原因のひとつであり、素材を変えたり保湿ケアをしたりすることで改善するケースもあります。

具体的には以下のような原因が一般的です。

  • 化繊素材や締め付けの強い下着・衣類による摩擦
  • 生理中のムレやナプキン・おりものシートによるかぶれ
  • カンジダやトリコモナスなどの感染症
  • 清潔不足や逆に洗いすぎによる肌バリアの低下

 

しかし、こうした対策をすべて試してもかゆみが続く場合、見落とされがちな“構造的要因”として小陰唇肥大が隠れている可能性があります。

小陰唇が人より大きかったり、外陰部からはみ出している場合、以下の症状があります。

 

  • 歩くたびに下着と擦れてかゆい
  • ナプキンに常に触れていて不快
  • 蒸れて常に湿っている感じがする

このように、慢性的なかゆみや違和感の原因になります。

「清潔にしてるのになぜかかゆい…」という悩みには、形や構造が関係していることもあるのです。

 

小陰唇肥大とは?こんな症状ありませんか?

小陰唇とは、外陰部の内側にある左右のヒダ状の部分を指します。

大きさや形には個人差があり、必ずしも「これが正常」という定義はありません

しかし、小陰唇が極端に大きい・左右差がある・外側からはみ出しているといった状態になると、次のようなトラブルを引き起こすことがあります。

  • 下着に擦れてかゆくなる・ヒリヒリする
  • ナプキンやおりものシートが常に当たって不快
  • 自転車やスポーツのときに強く痛む
  • 外陰部が常に蒸れている感じがする
  • 黒ずみや左右差が気になり、見た目にコンプレックスを感じる

さらに、こうした状態が続くと慢性的な炎症・色素沈着・繰り返す感染の原因にもなりかねません。

「下着を変えても改善しない」「人と比べて形が違う気がする」

そんな違和感を感じたら、小陰唇肥大の可能性を考えてみることが大切です。

 

対処法は?市販薬や保湿剤では改善しない場合

「かゆいなら保湿すればいい」「薬を塗れば治る」と思いがちですが、原因が“構造の問題である場合、対症療法だけでは根本的な改善にはつながりません

小陰唇が大きすぎたり、下着やナプキンと常に擦れる位置にあることで、摩擦・蒸れ・かゆみを繰り返してしまうのです。
いわば「肌トラブルの出やすい構造」そのものを放置しているような状態です。

さらに、こうした慢性的な刺激は黒ずみの原因にもなり、色素沈着が進行してしまうことも。

そのため、何をしてもかゆみが取れない・同じ部分ばかりトラブルが起きるという方は、
“構造的な改善”=小陰唇縮小術という選択肢を考えるタイミングかもしれません。

小陰唇縮小術は、見た目の改善だけでなく、日常生活の快適さや清潔さ、そして肌トラブルの予防にもつながる施術です。

 

渋谷あおぞらクリニックの小陰唇縮小術について

渋谷あおぞらクリニックでは、小陰唇の形や左右差、見た目によるお悩みはもちろん、かゆみ・痛み・不快感といった日常の困りごとにも対応しています。

当院の女性器形成術は、院長が中心となって担当しています。

日本有数のがん専門病院「がん研有明病院」の形成外科にて乳房再建手術や外陰部形成など、機能性と審美性の両立が求められる難易度の高い手術に多数携わってきました。この経験により、

  • 解剖学に基づいた安全なアプローチ
  • 自然で美しい仕上がりを重視したデザイン力
  • 再発や瘢痕を最小限に抑える縫合技術

といった、非常に高いレベルの形成外科的技術を女性器形成にも応用しています。

 

また、当院では施術時に静脈麻酔を使用しているため、患者様は眠っている間に痛みを感じずに手術を受けていただけます。
施術時間は約30分程度で、当日中にご帰宅が可能な日帰り手術です。

仕上がりの美しさにもこだわり、以下のようなご希望にも対応可能です。

  • 小陰唇のサイズを目立たなくしたい
  • 左右差を整えたい
  • 黒ずみをできるだけ改善したい
  • 下着に擦れない自然な形にしたい

カウンセリングから施術、アフターケアまですべて女性医師が担当し、プライバシーにも十分配慮しておりますので、どんなお悩みも安心してご相談ください

 

手術の流れと費用の目安

初めての手術には不安がつきもの。

渋谷あおぞらクリニックでは、一人ひとりのお悩みに丁寧に寄り添うカウンセリングと、わかりやすい説明を大切にしています。

施術までの流れ

カウンセリング(30分程度)

形や症状、ご希望を丁寧に伺い、デザインを決めていきます。医師が診察し、手術適応や注意点、リスクなどを直接ご説明いたします。

施術当日

渋谷あおぞらクリニックでは、原則静脈麻酔で眠った状態で小陰唇縮小手術をおこないます。施術時間は約30分です。

ご帰宅

術後はそのまま日帰りでご帰宅可能。強い痛みはなく、歩いてお帰りいただけます。

ダウンタイム

腫れ・ヒリつきが数日程度続くことがありますが、日常生活に大きな支障はありません。

抜糸・経過診察

必要に応じて1〜2回程度のご来院と、LINEでの経過相談も可能です。

費用について

費用は 両側で税込162,800円〜 となっております。

デザインや処置範囲により多少前後することもありますが、カウンセリング時に明確な総額をご提示いたしますので、安心してご検討いただけます。

 

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周囲に相談しづらいからこそ、専門クリニックへ

小陰唇に関する悩みは、非常にデリケートで人に相談しづらいものです。

「恥ずかしくて誰にも言えない」「自分だけがおかしいのかも」と、長年ひとりで抱え込んでいる方も少なくありません

ですが、誰にも相談できないまま放置してしまうことで、かゆみや炎症が悪化したり、見た目のコンプレックスから自己肯定感が下がってしまうこともあります

渋谷あおぞらクリニックでは、そうした繊細なお悩みにも真摯に向き合い、丁寧に寄り添う医療を提供しています。

「もっと早く相談すればよかった」
多くの方がそう感じてくださるからこそ、まずは一歩を踏み出すことが何よりも大切です。

 

よくあるご質問

Q. 小陰唇縮小術は痛いですか?

A. 当院では静脈麻酔を使用しますので、手術中は眠っている状態で痛みは一切感じません。
術後も強い痛みはなく、処方された鎮痛剤でコントロール可能です。

Q. ダウンタイムはどれくらいですか?

A. 腫れやヒリヒリ感は数日〜1週間程度で落ち着きます。
デスクワークなどの軽作業は翌日から可能な方も多く、運動や性交渉は2〜3週間程度お控えください。

Q. 左右差が大きいのですが、整えることはできますか?

A. はい、左右差の調整や黒ずみの軽減にも対応しております。
ご希望を丁寧に伺い、自然で美しい仕上がりになるようデザインいたします。

まとめ

「かゆいけど、病院に行くほどじゃないかも…」
「見た目のことだから、誰にも相談できない…」

そうやって我慢しているうちに、かゆみや不快感が日常をむしばみ、ストレスや自己肯定感の低下につながってしまうこともあります。

しかし、小陰唇縮小術はそんな悩みに対して、医学的・美容的にしっかりと対応できる選択肢です。
そして何より、自分の身体に自信を持ち、快適に過ごせることは、あなたの毎日を大きく変える力になります。

渋谷あおぞらクリニックでは、恥ずかしさや不安を感じる方にこそ、安心してご相談いただける環境を整えています。
まずはお気軽に、カウンセリングだけでもご予約ください。
あなたの一歩を、私たちは大切にサポートいたします。

ご予約はwebサイトからお願いいたします。お問い合わせは下記公式LINEからお願いいたします。
 
 
女性器・婦人科形成のあれこれについては下記YouTubeもぜひご覧ください。